藤田嗣治展に行ってきました*nidにParisの香り〜没後50年・東京都美術館
- 2018年09月28日
- 005.クリエイティブワーク, 1.プライベート
芸術の秋。先日行ってきた「没後50年 藤田嗣治展」レポートです。
NHKの日曜美術館でも特集されていましたし、行かれた方も多いかと思います。
「乳白色の下地」の代表的な作品、日本初公開の作品も多く見所満載でした。
全てが素晴らしい作品で大好きなのですが、今日はカタログから特に好きだった作品フォトレポートです。
nidはフランス語で鳥の巣&隠れ家♡マドモアゼルも気に入ってくれるスポット♡
展覧会情報、作品の解説は、こちらの公式HPをご覧ください♪。
◆没後50年 藤田嗣治展◆
Foujita: A Retrospective ― Commemorating the 50th Anniversary of his Death
上野・東京都美術館
2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)
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この日は表参道ニールズヤードで11/3秋の文化祭の打ち合わせでした。
私はマインドフルネスメディテーション講座をします♪。ご興味おありの方は是非お越しください。
上野公園。美術館、音楽堂、動物園。大好きな場所です。
秋晴れ、美しい空でした。
公園を歩き、芸大側の東京都美術館。チケットも美しい〜〜。C’est beau〜〜
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美術館の中は撮影できませんが、出口にこんなパネルが!。
レオナールフジタは猫ちゃん好きで有名です。ショップにもキャラクターとなったフジタアイテムが一杯売っていました::。ユーモア好きだったフジタだからそのへんはまるまるOKですね♡。
歯が痛いのではありません(笑)。カフェのマドモアゼルと同じポーズでパシャリ♪。
ヘアスタイルもワンピースも合わせたいぐらいでした(笑)
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ここからは、カタログで数点の作品をご紹介します♪。昨晩の美しい夕陽の直前にnidの玄関で撮影しました。
このヘアスタイルは当時のお笑い芸人さんの真似をしたそうです。
芸術家たるもの、ユニークであるべしだそうです。
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展覧会最初の作品がこちら。フジタ23歳の自画像です。先生はあの黒田清輝。黒田に酷評されたそうです;;。
美しかったです。展覧会を最後までみて、もう一度戻ってみました。
パリに渡った初期の作品。
雪の町並み。雪を踏みしめる足音が聞こえるようでした。
バラ。
静物画もユニークでした。バラより、枝を描きたかったそうです。フムフム。
後に洗礼を受け、クリスチャンになりますが、その前からかなり教会や十字架には興味があったようです。
シスター達の立ち姿、ラインが面白いです。
ここまでデフォルメする?!な女性像がたくさんありました。
行くところ行くところ、戦争が。第二次世界大戦後の作品。
争闘(猫)Combat。それぞれの猫の表情、ポーズがバラバラなのに一つに。
アッツしま玉砕。
戦争画ってとっても辛いんですが、なぜかこれはずーっと見ていたくなる作品でした。一人一人の表情をストーリーを感じながら見ました。
自画像1927年.1926年。
この猫ちゃんの表情がたまらんです♡フジタもかわいい♡
こちらのフジタはかっこいいのです。
日本での自画像もよかったです。
この部屋に自分も一緒にいて、ご飯食べ終わってお片付けしている気分になりました♡
ビストロ。
それぞれの会話が聞こえてきそう。カップルは寄り添ってるけど違う事考えてる感じです。
こちらを見てる女性と左テーブルの猫がいい感じ目線♪。
おそらく、最も有名な作品の一つ。カフェ。
書きかけの手紙、アンニュイな表情。大人っぽいですが、きっと20代ぐらいかしらん。
額縁もフジタの作品です。
3番目の奥様、君代と洗礼を受けてからはキリストテーマの作品が多かったです。
右のマリアさんの両手にフジタと君代。
何で「レオナール フジタ」なのかと思っていましたら、「レオナール」は霊名(クリスチャンネーム)なのですね。そのような聖人がいたか?と思っていたら尊敬するレオナルド・ダ・ヴィンチからとったそうです。そういう霊名の付け方もあるのですね。
ちなみに私はMaria Bernadette Naomi(マリア・ベルナデッタ)†、癒しのルルドの水のベルナデッタです♡。
晩年、シャンパーニュに礼拝堂まで建てたのですね。
そこに二人は眠っているそうです。
日本でこれだけの作品の展示は初めてだそうです。
ご興味おありの方は是非お出かけください♪。
この日から、nidの新スタッフ、マドモアゼルです。今日も皆様をお待ちしております♡
今日もブログをご覧下さり、ありがとうございました♡。