エリザベス女王国葬。ローズマリー英国母の愛。

2022年09月20日
1.プライベート

2022年9月19日。英国エリザベス女王の国葬を世界中の方が見て、さまざまを感じられたと思います。静寂に包まれ、女王の生涯をたたえる荘厳で聖なる空間に釘付けになりました。今日はその時の思いを綴らせていただきます。

ヨーロッパには何度も行っているのですが、イギリスは行ったことがありません。でもオーラソーマ、ニールズヤードと英国つながりがあったり、次男が18歳でオックスフォードに半分自力英語留学をしたので（その時のブログはこちら†）、思い入れのある国です。

王冠のローズマリー。母の愛。

王冠を見てその花達に嬉しくなりました。ローズマリーが私の目にはキラキラして見えたのです。
ブルーの花をつけるローズマリーは、マリア様がブルーの衣装をつけていたことから、
「マリア様のバラ」とも言われています。古くから薬草として使われ、修道院でも栽培されています。nidの小さい庭にも、お隣の教会にも沢山あり、通るだけで爽やかな香りで幸せになるのです。
どこにでも咲いている、とも言えるそのローズマリーが飾られていたのを見て、英国民から「母」と親しまれていらした事を感じ取りました。

国葬。葬儀ミサ。

初めて国葬を全て見ました。荘厳で、聖なる壮大な空間、ウェストミンスター寺院。
キリスト教なので、当たり前かもしれませんが、その流れは、私達が参列するミサとほぼ同じだった事を初めて改めて見て、またエリザベス女王に大きな親しみを感じました。
2000年前から毎日続けられているミサ。神に祈り、福音（聖書）を朗読し、讃美歌を歌い、大司教と十字架をきり終わる。最後の祈りの言葉も同じでした。

朗読に胸を打たれ。ヨハネによる福音書。

イギリスのリズ・トラス首相が朗読したのはヨハネによる福音書第14章1～9節です。４人の福音書記者がいますが、私はヨハネの福音が分かりやすく好きです。何度も読んだり聞いたことのある箇所でした。エリザベス女王が生前に朗読箇所も選んでいたとテレビで聞きました。エリザベス女王の事を深く知らずで恐縮ですが、ヨハネで繋がれた気がして、もっともっとこれから女王を知ってゆきたいと感じました。
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ニュースキャスターの、エリザベス女王は

亡くなられて５日目、その間も、公務を続けていらした。

という言葉がとても印象的でした。

亡くなられて、初めて、もっともっとエリザベス女王の事を、女性としての、心の強さ、しなやかさ、美しさ、豊かさのスピリットをもっと知りたい。と改めて感じました。

それが、天に召された女王の天の公務かもしれません。

昨晩の国葬を見て、悲しくも、心揺り動かされ、癒され、力をいただけたような気がしているのは、私だけではないと思うからです。

エリザベス女王のご冥福を心よりお祈りいたします。

さようなら、そしてありがとうございます。

Maria Bernadette Naomi†。

今日も最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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